
大学に入って多くの人が購入するであろうパソコン。
MacとWindowsで迷われる方が多いと思いますが、
最近ではiPadという選択をする人も増えてきた印象です。

過去に上記の記事で話したのですが、最初はMacBook Airを使っていましたが今ではiPadにシフトしました。
僕は今文系の大学を通っており、大学関連のことはすべてiPadをメインに使っています。
(実際に前学期はMacBook Airを使わずiPadのみで作業を完結できました)

今回は今年で大学2回生の僕が実際に使ってみた感想を交えて、
iPadとMacに焦点を当てて比較していこうと思います。
iPadとMacの一番大きな違いはOSです。

iPhoneで使われているiOSをもとに作られたのがiPadOSです。

Macで採用されているのがMacOSでAppleのPCを動かすために作られたOSです。

そのため、iPadはあくまでiPhoneの延長線のようなもの。
できることは断然PCのMacの方が多いです。
しかし数年前iOSからiPadOSが独立してからiPadもMacライクなことができるようになってきているので一概には言えないです。

大学生が使うという観点でみた大きな違いは、
タッチスクリーンかやApple Pencilが使えるか否か。
今や中学生からスマホを持っている時代でPCでマウスを使う操作より小さい頃から慣れ親しんでいるタッチ操作の方が直感的です。
MacはWindowsに比べ初心者でも比較的わかりやすいUIや操作ですが、
PCは初心者にとってはわからないことばかりで最初は戸惑うことが多い。
(ちなみに撮り方は⌘+shift+3)
最初はスクリーンショットの撮り方も分からず撮ってもどこに保存されているのかが分からなかったです。
しかし前記したようにiPadOSはiPhoneから派生したものなので操作感は変わりません。

スクリーンショットの撮り方はiPhoneと同じ操作で、撮った写真はカメラロールに保存されます。

こんな直感的な操作もiPadならでは。
大学ではiPadを使える(教員が許可している)授業はiPad ProとApple Pencilでノートをとっています。
触ったことがない方は、Apple Storeや家電量販店で一度触れてみてください。
まるで本物のノートのように使えて、デジタルならではの多彩な便利なツールを使ってより快適に美しくノートをとることができます。
iPadはたかがタブレットだからあまり性能が良くない、
スペック面では全くMacbook Air(以下Mac)に太刀打ちできないという印象があるかもしれませんがそんな事はありません。
実はiPad ProはモデルによってはMacに迫るスペックを有します。

Office系のアプリを課題制作で使っていますが、
サクサクで課題の制作程度ならカクつくこともなく作業できます。

更に最近ではOffice系アプリのiPad用のアップデートが多く、より使いやすくなっています。
LightroomやPhotoshopという重めの写真編集アプリを使っていますが、iPadに最適化されているので正直以前使っていたMacBook AIrよりもキビキビ動作します。
Zoomが使えるかという問題ですが、友人の中にはiPadでオンライン授業をうけている人もいるくらいなので問題ないでしょう。
この点ではiPadの圧勝です。

Macは座って安定したところに置いて使うことが基本。
しかしiPadはどこでも気軽に使うことができます。
寝転びながらリラックスして使えるのでコンテンツ消費にうってつけ。

iPhoneでYouTubeやNetflixを見るのは物足りない人にも向いています。
さっとカバンから出してメモを取る、そんなことも可能です。

いざ腰を据えてキーボードで作業したい場合には純正や他社製のキーボードを付けることで十分テキスト打ちもすることができるのでSurfaceのような使い方もできます。
iPad Pro 468g MacBook Air 1250g
いくらAirと言っても1kgを超えてきます。
(それでもPCにしては軽い。)
しかしiPad Proはこんなにも軽い。
カバンに入れていても単体ではあまり気にならない程。
毎日大学に持っていくとなると重さは非常に重要です。

僕はセルラーモデルを購入しており、別途通信会社と契約しiPhoneのようにどこでもWi-Fiなしでインターネットに接続しています。
(僕はLINEモバイルを契約中。1GBプランですが主な使い道はネット検索なので毎月全然消費していない。)
大学や外出先でテザリングやポケットWi-Fiなしで使えるのでとても重宝しています。
Macにはセルラーモデルがないため、
何か他のものに接続しないといけない点でもiPadが優れています。
最初に説明したOSの違いの影響が顕著に表れてます。
iPadはiPhoneのOSから派生したタブレットのためのOS、MacにはPCのためのOSが搭載されています。

そのためiPadでは基本App Storeに入っているアプリしか使うことができません。
それもタブレットやスマホ向けに最適化された比較的軽いアプリです。

ですがMacはPCです。
スペック面を考えなければどんなことでもできます。
本格的な動画編集アプリで映像作品を作ったりたくさんの機材をつないで音楽を制作したりプログラミングやヘビーな趣味に使いたいなら無難にMacがおすすめです。
しかしiPad OSになってからiPadでできることが急増しました。

マウスやトラックパッドで操作できるようになったりUSBメモリを使ってデータのやり取りをしたりできます。

Lightning端子からUSB-C端子に変わったことで色々なものと接続できるようになりました。

端子を増やすハブをつけたりMagic Keyboardを装着すれば拡張性は無限大です。
下記の記事でMagic Keyboardを紹介しています。

アプリ面もPhotoshopやFinal Cut Proに代わるアプリが出ています。
今後もできることがどんどん増えていくと思うので大学だけでの用途ならiPadで十分こなせると思います。
まとめ 大学生×Apple Pencilは最強の組み合わせ
- 気軽にデバイスを持ち運びたい
- 大学の課題の制作や課題のノートを取りたい
- NetflixやYouTubeなどのコンテンツを気軽に大画面で見たい
- 慣れ親しんだiPhoneのような操作感で操作したい
- よりクリエイティブなことがしたい
- Macでしかできないことがしたい
- 何事にも対応できるようにしたい

僕は普通の大学生ならiPadで十分だと思います。
WordやPowerPointといった大学生なら必須のOffice系アプリはPCとほとんど同じ機能が備わっていたりApple Pencilと組み合わせることで様々なツールを使いながら授業のノートを取ることも。
Apple Pencilの存在はとても大きくiPadのできること・可能性を最大限に引き出してくれます。
大学生の趣味程度ならクリエイティブ作品も作ることもできます。
僕が推すのは手軽さ。
カバンの中でさっと出してパパっと作業をしてスッとカバンに戻す。腰を据えて作業すればストレスなく長時間作業をできる。
慣れ親しんだiPhoneのような操作感。
手軽さの割にできることが非常に多いのが魅力です。

大学生でiPadを買う方は是非Apple Pencilを買ってください。
iPad×Apple Pencil×大学生は最強の組み合わせです。
iPadに触れることなくノートをとることができたり、対応アプリで使えば指での操作以上に繊細な作業が可能です。
より本格的なことがしたいならMacがおすすめ。
タブレットでは実現できない高い拡張性と自由度で色々なより本格的でクリエイティブな作業をこなすことができます。
僕は明確にしたいことがあるわけでもないのにMacBook Airを購入し結局使わないようになりました。
Macを選ぶ方は本当に自分にMacが必要か・iPadで事足りるのではないのだろうかと吟味してみてください。
どちらも安くはない買い物です。
この記事を参考に自分にぴったりの相棒は見つけて、キャンパスライフをより良いものにしてください。
今日の一言
本当に今ではMacBook Airを購入したことを後悔しています。
今では外出用はiPad Pro・家ではiMacという体勢で落ち着いています。
衝動買いはせずに一週間でも数週間でも熟考して購入することをお勧めします。