
僕は少し前まで「Anker PowerCore Fusion 5000」をいつも持ち運んでいました。しかし最近ではもうクローゼットの奥で眠っています。
使わなくなってしまった理由はひとつで、USB-Cポートが搭載されていないからです。

iPad Proも2018年モデルからUSB-C端子になり、iPhoneも今ではUSB-C & ライトニングケーブルで急速充電しています。
モバイルバッテリーと急速充電器が一つになった大定番が進化して帰ってきたので、新旧を比較しながら紹介していきます。
- どんな商品?
1台で2役モバイルバッテリー×急速充電器の新定番 - ここが残念
4850mAhの容量は今だと少なめ - 価格
¥3,590(税込み)
内容物

入っていたのはモバイルバッテリー本体とトラベルポーチ、スターターガイド。
今回はケーブル類は同梱されていないので気をつけてください。
見た目
前作よりも少し変わったデザイン

前作は角がすこし尖ったような印象でしたが全体的に丸みのあるデザインに変わりました。
もちろんプラグは折りたたみ式なので他デバイスを傷付ける心配もありません。

表面はマットな質感からガラスのような質感に変わりました。
最近のAnkerの充電器と同じような質感です。
少し大きく少し軽くなりました

実際に2つを横に並べてみても大きさの変化は感じられません。

しかし重ねてみるとほんとにちょっとだけ大きくなりました。
USB-Cに対応してもサイズ感があまり変わらないのは嬉しいところ。

重量は実測180gでした。

前作は186gだったのでサイズは大きくなりつつも少し軽くなっています。
手に持って重さの差はあまり実感しませんが軽くなったことに越したことはありません。
付属のポーチは高級感UP

トラベルポーチも大きく変わりました。

いままでは上のようなおまけ程度のメッシュ素材のポーチで安っぽさすら感じます。

今回のトラベルポーチはスエードのような質感で丈夫そう。
バッテリーを入れる以外にも他にも色々な小物を入れることができそう。
機能性
モバイルバッテリー×急速充電器で荷物減

やはり目玉はUSB-CとUSB-Aの2ポート急速充電器という機能と4850mAhのモバイルバッテリーの機能を持っている2in1。

いままでモバイルバッテリーと急速充電器を持ち運んでいましたがこの製品に置き換えれば荷物が減ります。

コンセントに挿せば、バッテリー残量を消費することなく繋がっているデバイスを充電できます。

もちろんモバイルバッテリーとしても使用できます。
USB-C端子Power IQ3.0 (Gen2)に対応。
最大18Wの充電が可能で、iPhoneを30分ほどで50%充電することができます。
端子はUSB-CとUSB-Aの組み合わせ

前作から大きく進化した点の一つがUSB-C対応です。
前作が発売された4年前は、まだ世の中が今ほどUSB-C製品が出回っていませんでした。

しかしテック業界の移り変わりも早く、今やほとんどの製品がUSB-C端子でUSB-C端子ではないと嫌な人が出てくるほど。
実際僕もそうで前作を使うことがなくなっていましたが、
この改善でまた再び持ち運ぶ機会が増えそうです。
使用感
前作と変わらない高い携帯性
今までの「Anker PowerCore Fusion 5000」と同じように1つで2つのガジェットの機能を果たしてくれるというのは非常に魅力的で快適です。
前作からさらにUSB-Cに対応したので別途USB-C対応充電器を持ち運ぶ必要がなくなりました。

僕が今まで軽い外出用に持ち運んでいた急速充電器とモバイルバッテリーが260gだったのでとても軽く、荷物が減りました。
モバイルバッテリー自体の充電を気にしなくていい
モバイルバッテリーっていざというときに残量がなくなっていて使えないというのがよくあります。

この製品は急速充電器として使っているときにデバイスの充電が終われば自動的にこのモバイルバッテリーの充電が開始されるため、その心配がありません。
コンセントに2時間40分挿しておけば満充電になり、宿泊時にはホテルで充電しておけば、次の日を満充電の状態で望むことができます。
充電スピードは2つ同時に接続すると若干遅め

USB−C端子単体使用なら18Wまで出力できますが、USB-A端子と同時に使用すると合計で15Wの出力に。
一晩中充電するなら良いですが、急な充電で要する場合に遅さを少し感じてしまうかもれません。
【個人的】Magic Keyboard経由のiPad Proの充電可能

僕は下の記事で書いたように僕が普段家で使っている「Anker PowerPort Atom PD 2」を使うとiPad Pro用のMagic KeyboardについているUSB-C端子経由で本体の充電ができませんでした。

しかしこのモバイルバッテリーを使えば充電することができました。
iPad Proは出先で使うことがほとんどなのでとても嬉しいです。
まとめ
- 荷物を減らすことができる
- USB-Cに対応で急速充電可能
- モバイルバッテリーのバッテリー残量を気にする必要がない
- 4850mAhはいまどき少なめ
- 2デバイス同時充電時には合計15Wで遅いかも
前作も圧倒的な利便性に根強い人気がありましたが、後継機となるこの製品もすでにほとんどのオンラインストアで在庫切れになっています。
気になる方はまたすぐ在庫切れになる可能性があるので、ぜひ見つけ次第すぐに購入することをお勧めします。
この利便性をぜひとも多くの人に体感して欲しい。
本当におすすめの商品で日々の生活の中でカバンの中に入ること間違い無しの製品です。
今日の一言
僕の偏見ではガジェット好きであればあるほどUSB-C率が高い気がします。
みなさんの生活はどれほどUSB-C化が進んでいるのでしょうか。